特別コース

託児ルーム

仲良く音楽を学びながら、人間力のある子に育てる託児ルームです。【対象児:楽院在籍児】

働くお母さんを持つお子さんでも平日に木下式を学べるように、朝9時から夕方までお預かりして、音感教育だけでなく、運動、料理、知育、工作、自由遊びなど、幼児期に必要な好ましい体験をするために開設されたのが、木下音感楽院の託児ルームです。
託児ルームでは、お友だちと一緒に体を動かし体幹を鍛えます。お料理のお手伝いや後片付けも、みんなで一緒におこなうことで、食べる意欲、まわりの人への感謝の気持ちをはぐくみます。
工作では手指の巧緻性を高めながら、ものを創る喜びを体感します。
知育は、漢字や国旗、ことわざなどを復唱することで、国語力を高め、社会に目を向けて学ぶ一助となります。
すべての課題が木下式特有の母音を意識した美しい発音で復唱、再現することになり、これが、音楽の基礎となる「歌うこと」につながっています。
音感託児ルームでは鮮明な言葉づくりといきいきと主体的に活動することによって、子どもたちが心豊かに音楽を学ぶための創造力、想像力、表現力、五感を通して育んでいます。

※受講料・時間帯等の詳細は、お問い合わせください。

●自由遊び
楽院に到着したお子さんから、検温を済ませ、好きなおもちゃで遊びます。

先生に本を読んでもらうお子さん、友達とブロックや積み木で遊ぶお子さんなどさまざまです。

●お料理のお手伝い
「これからお料理の準備を始めます」「よろしくお願いします」
子どもたちは、毎日食卓に並ぶメニューにどんな食材が使われ、どのように調理されたかを知る機会が少なくなっています。託児ルームでは、年齢に合った簡単なお手伝いから、徐々に一人で包丁を使いこなせることができるまで経験を重ねます。

子どもが包丁を使いこなせるようにするためには、最初は大人が細心の注意を払って手を添え、指先を丸めるなどを教えています。料理作りの体験は、ふだん食事を作るお母さんなどの尽力を想像する一助となっています。

●運動ローテーション
音感の時間に音楽に合わせて、体を動かせるようになるために、その準備として、「ボルダリング付き木製ブレキエーション(雲梯)・鉄棒・平均台・トランポリン」を用意しています。

雲梯を渡ったあとは、ボルダリングをつたって下におります。ボルダリングは、体力と知力の両方を伸ばすと言われますが、子どもたちは、足と手を慎重に動かし、おりながら、筋肉と知力を鍛えられています。

子どもたちの発達の遅れや運動能力の低下によって、しっかりと立てないお子さんが増えています。体幹や足裏を鍛えるために、平均台のうえでカニ歩きをしたり、まっすぐ歩く練習をしたりしています。

子どもたちの運動能力を少しでもあげるために、ジャンプが大好きな子どもたちのために、トランポリンを二種類用意しています。3歳までのお子さんは幼児用トランポリンを跳び、体幹がしっかりしたら大人用トランポリンを使います

●音感のレッスン
それぞれの音楽能力に合わせて、望クラスと音感クラスで勉強します。

それぞれの音楽能力に合わせて、望クラスと音感クラスで勉強します。

●食事
食べることに興味のない子どもは、学習や遊びに対しても気力が薄いことがあります。

お友だちと一緒にお手伝いをして出来上がった昼食は、食べることに興味がない子でもおいしく楽しくいただくことができます。

●後片付け
食事のあとは、食育の一環として雑巾がけや洗い物にも挑戦します。

現代の子どもたちは握る力が弱く雑巾を絞ることも簡単ではありません。でも友達と一緒に挑戦すると、互いに学び合うことができます。

●運動の時間
(駆け足・リズム体操・バランスストーン・マット等)

木下音感楽院の運動指導は、現代の子どもたちの体力低下によって難しくなった木下式の「身体的動作と表現」(ピアノに合わせて行進やジャンプ、スキップその他)を実践するために必要な補完訓練として、認定講師が監修して生まれたカリキュラムです。

未就園児は身体的な発達を促す課題、年少以上児には音楽のリズムと運動が融合する感覚を養うためにメトロノームを使って四分音符♩、八分音符♫、十六分音符♬♬の異なる速さを動きで表現できるように指導します。

リズムのある動きは美しいものです。木下式の「身体的動作と表現」が上手にできるようになったお子さんは、ダンスやバレエ、フィギュアスケートでも高い評価をいただいています。

●知育
知育の時間は、漢字カード・国旗カード・ことわざカード・植物昆虫カードなど多種のカードと親しみを持ち、たくさんの絵本を読み聞かせます。

漢字やことわざに、絵本を楽しめることが、のちの国語の理解力や読解力につながっていきます。
木下式は、歌上手を育てるために、言葉づくりを大切にしているため、指導者は、カードや絵本も、木下式独特の「鮮明な高い声」で教えます。そのため、幼児たちの発音は、幼児とは思えないほど、はっきりとした美しい発音になるのです。

●工作
託児ルームでは、毎回、季節に合わせた工作に取り組みます。はさみや定規、ひもなど、さまざまなものを使うことで手の巧緻性を高めつつ、創る喜びを体験しています。音楽を学ぶ上で欠かせないことに演奏の表情の豊かさが求められます。

幼児期の芸術的な経験は、多岐にわたって必要です。

●自由遊び
一日のルーティンを終えて、お迎えまでの時間は、子どもたちが大好きな自由遊びです。なかでも、子どもたちが大好きなのが「テント遊び」。幼い子から大きい子までいっしょに遊びます。

楽院に通う子どもたちは、どの子も優しく小さい子どもの面倒を見ることができます。これは、規律ある生活と、信頼する先生たちと関わるなかで、子どもたちに善悪の区別が身に付き、他者に優しくすることを身につけているからです。

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